【フットケア】【足の変形】
外反母趾
母趾が身体の垂直線に対して外側に屈曲し第一中足骨頭が内側に突出てくる疾患です。女性の外反母趾は男性の3倍と言われています。女性は外反母趾になりやすい遺伝的素因を持っていると推定されます。生物学的にも男性より関節が軟らかくて筋力も弱い。外的要因として特に「つま先が細くとがった靴を履くこと」が最も多い原因です。外反の角度がどの程度なのか痛みはないか突出部の発赤や傷がないかの観察をします。どのような靴を履いているのかの確認も必要。
槌指（ハンマートゥ）
第２関節の屈曲、運動神経障害による骨間の萎縮や足趾の屈曲変形からハンマートゥを生じる。高血糖の持続によるコラーゲンの肥厚により関節可動域が制限され、末梢神経障害により筋肉が萎縮、屈筋の障害によって起きる。ハンマートゥを起こすと指先と第２関節の背側にタコ＆ウオノメが出来ます。小さすぎる靴を無理に履いて足趾が圧迫されていないか靴を履いてもらって確認が必要。
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足変形の種類と誘因
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足変形
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誘因
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形態
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ハンマートゥ
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PIP関節屈曲、DIP関節の伸展変形を示す。先端の細い靴や開張足が原因。足趾が凸形に屈曲してその突出部にタコやウオノメを作る。
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クロゥトウ
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PIP関節、DIP関節の屈曲変形。IP関節背側や趾尖部にタコを形成しやすい。
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凹足
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糖尿病性神経障害に伴い、足の筋萎縮やバランスの障害が起こり、足の甲が高く、中足骨骨頭部は下側に突出する。そのため、中足骨骨頭にタコを生じやすい。
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扁平足
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足のアーチが崩れ、足の負担が強くかかるため、外側に足首がカーブして外反扁平足となる。足趾を使った運動をし、足のアーチを形成することが予防策。
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シャルコー足
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自律神経障害で骨萎縮・骨破壊が起こった足に外力が加わることで、関節の脱臼や骨折が起こり、足の変形を発生する。足根骨が下方に変位する船底形変形や踵骨足根骨の内側転位などを認める。
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外反母趾
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中足骨遠位端が突出して母趾が小趾側に曲がり、１５度以上の屈曲をさす。第一中足骨骨頭部内側に靴ずれ、底部にタコを形成しやすい。原因は不明だが、ハイヒールは発生要因の一つと考えられている。
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内反小趾
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小趾が母趾側に曲がる状態。先端の細い靴、ハイヒールによる。
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開張足
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足の横アーチがつぶれてしまった状態。先端の細い靴を履くことで悪化。
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手術・外傷などによる変形
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