フットケア 乾燥

踵の角質の手入れ方法


皮膚の乾燥は亀裂を招き、感染源となる。
足を洗う習慣のない患者さんや素足で歩くことが多い患者さんでは、皮膚の角質化が進み、肥厚し、亀裂が生じることがある。
   また、白癬になると、さらに角質化が進み、乾燥、亀裂が悪化する事があるので、保湿とともに白癬の治療を行うことが必要である。

保湿剤を塗擦する。乾燥部分は特に擦り込むように塗る。余分な保湿剤は拭き取る。

●足を清潔にし、前に塗った保湿剤はきれいに落としてから塗る。

●入浴後に塗ると良い。その後、靴下を履く事で乾燥が防げる。

●在宅で保湿剤を塗る場合、足が滑りやすくなるので、床を歩く時は、スリッパや靴下を履くなど転倒防止に注意する。

●趾間部は過剰に湿潤しやすく感染を引き起こしたりするため、趾間部には塗らない。

●保湿剤は、傷やびらん、亀裂部には塗らない。



 


     

軟膏の特徴
皮膚刺激性がほとんどなく、表皮に油脂膜を作り、皮膚の保護を有し、軟化作用と肉芽形成作用がある。表皮からの分泌物がある場合は、その除去能が無い為、分泌物が貯留し、逆に汚染源となって悪影響を及ぼすことがある。
クリームの特徴
皮膚刺激性が軟膏よりもある。クリームは水分を含有していることから、皮膚面から水分が蒸発して冷却作用を示す。この作用は炎症および、かゆみを抑える。また、皮膚からの分泌物の吸収作用があるが、分泌物が多い場合には、皮膚への浸透力もあるため、分泌物が再吸収され、症状が悪化することがある。