フットケア 靴

【フットケア】【靴】 


足型にあった靴を選ばないと、靴擦れ、胼胝、うおのめ、足変形などの原因になるため、デザインや価格よりも、自分の足に無理のないものを選ぶ。サンダルは外傷のリスクが高いのでさける。下駄や草履は、鼻緒によるずれが生じるので使用はさける。適切な靴でも、購入後は徐々に慣らしていく。新しい靴をいきなり長時間履くことはさける。

   靴内の異物 


知覚障害があると、靴内の異物に気づかないことがあるため、靴を履く前に必ずチェックする。異物を発見したときは、異物を除去するのはもちろんであるが、直ちに足の観察をする。


靴下を履く、適切な靴下を選ぶ 


清潔保持、血流改善、危険から守る意味でも、靴下を履くこと、適切な靴下を選ぶことは大切である

ポイント
理由
サイズのあったもの、ゴムがきつくないものを選ぶ
圧迫による血流障害を防ぐ
内側に縫い目の盛り上がりがないものを選ぶ
内側の縫い目により圧迫されたり皮膚が傷ついたりする
色は白が良い
小さな傷からの浸出液や出血を見つけやすい
綿やウールのものが良い
  綿百%は洗濯後に指の部分が縮むので注意!

吸湿性が良い。ただし発散せず湿気がこもるので履き替える事が大切。ウールのものは保湿性にもすぐれる。
足の蒸れを防ぐには、シルクや五本指の靴下が良い
シルクは通気性が良い。五本指の靴下は趾間の吸湿性にすぐれる
クッション性のある厚手のものを選ぶ
足の衝撃が緩和される。スポーツなど足に負担がかかる時には、特に厚手でクッション性の良いもの、耐久性の良いものを選ぶ
重ね履きしない
冷え症などで重ねて履く事によって、足が強く圧迫される