2.6 エリスロポエチン抵抗性貧血の原因の検索(ステップ2)

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2.6 エリスロポエチン抵抗性貧血の原因の検索(ステップ2)

ステップ2では、感染症の有無、消化管出血の有無、溶血の有無、ビタミンB12欠乏あるいは葉酸欠乏の有無について検討する。
末梢血の検査で白血球の増加あるいはCRP値の上昇があれば感染症の存在を疑う。また、便潜血反応が陽性であれば胃潰瘍や痔核などからの出血(消化管出血)を疑い、胃透視など、さらに詳しい消化管の検査に進む。網状赤血球の増加、LDHの増加、軽度黄疸などがあれば貧血の原因として溶血を疑い、大球性・高色素性貧血であればビタミンB12欠乏あるいは葉酸欠乏を疑う。
これらの原因のいずれも存在しないことが明らかになったら、ステップ3に進む。
































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